春の妖精たちースプリング・エフェメラル
長くて寒い冬が終わり、雪がとけ始めるころ、
木々が葉を広げる前にたっぷり太陽の光をあびるためには、
ほかの植物たちが目をさます前におきださなくてはなりません。
そして、その短い間で花をさかせ、実を結び、ようぶんをたくわえます。
そのような花たちはやさしい感じの色がが多いため、
「スプリング・エフェメラルー春の妖精(ようせい)たち」とよばれます。
この本を読むと、そんなスプリング・エフェメラルの1年を通して、
林の中のほかの生き物たちがどのように生きているかが分かります。
植物たちは、少しずつ時期をずらしながら、
太陽の光や虫たちの助けを借り、いっしょうけんめい生きています。
ぜひ、よんでみてください。