ひとまねこざる
これは、さるの じょーじです。
どうぶつえんに すんでいます。
じょーじは、かわいい こざるでしたが、とても しりたがりやでした。
ある日、じょーじは、どうぶつえんのそとが どんなか しりたくて、しりたくて、
どうぶつえんを ぬけだしてしまいます。
それに、もしかしたら、
なかよしの きいろいぼうしのおじさんにも あえるかもしれません。
バスがとおりかかったとき、じょーじは、
がいとうに よじのぼって、バスのやねに とびうつりました。
バスのやねにのって まちを みてまわったあと、
じょーじは、おいしそうな においにさそわれて、レストランにはいりました。
ここでじょーじは、ちょっとこまったことを しでかします。
コックさんは、じょーじをゆるすかわりに、そうじと さらあらいを たのみました。
じょーじは さるなので、てと あしを つかって、どんどん しごとをかたづけます。
そのようすをみて、コックさんは
「きみは、てが 4本もあって、いいなあ。」
とかんしんしました。
そして、ビルのまどふきの しごとを しょうかいしてくれました。
ここでもじょーじは、てと あしを つかって せっせとはたらきます。
ところが、とても しりたがりやな ところが でてしまい、
だいじけんを おこしてしまいます。
このじけんは、つぎの日の しんぶんに のったほどです。
だけど、つぎのあさ、きいろいぼうしのおじさんが、このしんぶんをみたので、
じょーじは、きいろいぼうしのおじさんにあうことができたのでした。
それだけでもすごいのに、
このあと、えいがにもしゅつえんしたんですよ。
さて、じょーじのことは、みなさんは アニメで よくしっているでしょう。
でも、さいしょのさいしょは、この本なんですよ。
じょーじがすきなひとは、ぜひ、本でもよんでみてください。
じょーじの本は、ぜんぶで6さつあります。